この記事でわかること
1介護用食器を選ぶときの3つのポイント——すくいやすさ・ズレにくさ・持ちやすさで整理します
2すくいやすい・ズレにくい・持ち手付きの商品比較——スケーター、三信化工など人気メーカーで比較します
3買い替えなくてもできる工夫——滑り止めマットなど手軽な対策もご紹介します
「上手くすくえなくなった」「食事の途中でお皿がズレて食べにくそう」——介護用の食器についての問い合わせで、特に多いのがこの2つです。
介護用の食器は、皿の内側に返しやカーブをつけて「すくいやすく」したり、底に工夫をして「ズレにくく」したりと、さまざまな設計がされています。この記事では、すくいやすさ・ズレにくさ・持ちやすさの3つの視点から、人気メーカーの商品を比較してご紹介します。
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スケーター 木目 すくいやすいプレート/ボウル
白・黒・茶色を中心とした落ち着いた色展開(本商品はブラウン・クリーム・グリーンの3色)で、価格も手頃。すくいやすさに必要な機能はしっかり備えつつ、普段使いの食卓にもなじみやすいのが一番のおすすめポイントです。
介護用食器を選ぶときの3つのポイント
介護用の食器には、大きく分けて次の3つの工夫がされています。
①すくいやすい——皿の内側に返しやカーブがあり、スプーンで食べ物を最後まですくいやすい形状です。
②ズレにくい——皿の底に滑り止めが付いていたり、食器自体が安定する形になっていて、テーブルの上で動きにくいものです。
③持ちやすい——取っ手が付いていたり、手を差し込んで支えられる形になっていて、汁椀や茶碗を持ち上げやすいものです。
どんなにすくいやすい皿でも、食事中にお皿自体がズレてしまっては意味がありません。「すくいやすさ」と「ズレにくさ」は、セットで考えるのがポイントです。
すくいやすい食器
素材は樹脂か陶器か
すくいやすい食器には、樹脂製と陶器製(強化磁器)があります。
陶器は重さがあるぶんテーブルの上でズレにくいという利点がありますが、テーブルから落としたときに割れてしまうことがあります。そのため、普段使いには軽くて割れにくい樹脂製が選ばれることが多いです。
| 画像 | 商品名(メーカー) | 素材 | すくいやすさの工夫 | カラー | 電子レンジ/食洗機 | どんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|---|
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木目すくいやすいプレート(スケーター) | 樹脂(ポリプロピレン・バイオマス原料) | 内側に返し、軽量で温めても熱くなりにくい | ブラウン/クリーム/グリーン | レンジ○/食洗機○ | まず1つ試したい方、価格重視の方 |
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使っていいね!すくいやすいシリーズ(リッチェル) | 樹脂(ポリプロピレン) | 角形状で食べ物が見やすく、すくいやすい | 白系 | 食洗機○(レンジ不可) | 見た目重視、色より機能重視の方 |
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テレサラベンダー(三信化工) | 強化磁器 | 持ちやすさ重視のデザイン、重さでズレにくい | 花柄デザイン | レンジ○/食洗機○ | 見た目の高級感を重視したい方 |
私は特にスケーターの商品をおすすめしています。価格が手頃で、色も食卓になじみやすく、種類も豊富なので、これ一社だけで食事用の食器が揃えられるほどです。
陶器(強化磁器)は見た目がよく重さでズレにくい反面、テーブルから落とすと割れてしまう可能性があります。落とす頻度が高い方には、樹脂製をおすすめします。
ズレにくい食器
いくらすくいやすくても、食事中にお皿がズレてしまっては意味がありません。以前は滑り止めマットを別に敷く方法が主流でしたが、最近は食器自体がズレにくく作られたものも増えてきました。
| 画像 | 商品名(メーカー) | ズレにくさの工夫 | 素材 | どんな人向け |
|---|---|---|---|---|
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コモンKOBANA(国際化工) | スタッキング形状でテーブルにしっかり置ける安定感 | 樹脂(メラミン樹脂) | 吸盤やマットを使いたくない方 |
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リズム(三信化工) | 底面にすべり止め加工、広いフチでしっかりつかめる | 強化磁器 | つかむ・押さえる動作が難しい方 |
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メラミン 三ツ仕切皿(三信化工) | 立ち上がり形状+指をかけやすいリブ付き | 樹脂(メラミン樹脂) | おかずを1枚で分けて盛りたい方 |
吸盤付きのすべり止めマットを敷く方法もありますが、洗う手間が増えるのがネックです。食器自体がズレにくいタイプなら、洗い物も普段どおりで済みます。
持ち手付きの食器(汁椀・どんぶり)
味噌汁など、茶碗を持ち上げないと飲めない食事もあります。手首や指の力が弱くなると、茶碗を持ち上げること自体が難しくなるため、持ち手が付いていたり、手を差し込んで支えられる工夫がされた食器がおすすめです。
| 画像 | 商品名(メーカー) | 持ちやすさの工夫 | 容量 | どんな人向け |
|---|---|---|---|---|
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木目持ちやすい茶碗ハンドル付(スケーター) | 手を差し込んで安定して持てる形。ハンドルなしタイプもあり | 330〜370mL | 軽さ重視の方、まず手頃に試したい方 |
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取っ手付きどんぶり(台和) | 取っ手が持ちやすく熱くなりにくい | 730mL | 丼物や麺類もよく食べる方 |
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コンフィーライト 椀(三信化工) | 自立支援を意識した持ちやすいデザイン | 270mL/370mL | お椀も食器一式でシリーズ揃えたい方 |
茶碗を持ち上げる動作は、握力だけでなく手首をひねる動きも必要です。「持てない」と感じたら、まずは軽くて手を差し込みやすいタイプから試してみてください。
食器を買い替えなくてもできる工夫
食器をすぐに買い替えるのが難しい場合は、次のようなプラスαの工夫もあります。
・ノンスリップマット——今使っている食器の下に敷くだけで、テーブル上のズレを軽減できます
・茶碗まくら——手が震える方、力が入りづらい方向けに、茶碗を安定させる台です
「今使っている食器に愛着があって変えたくない」という方には、まずマットや茶碗まくらから試していただくことが多いです。
まとめ
✔ すくいやすい食器は樹脂製が主流——陶器は重さでズレにくいが割れるリスクあり
✔ ズレにくい食器は、吸盤やマットなしでも安定するタイプが増えている
✔ 味噌汁など持ち上げる食事には、持ち手付き・手を差し込めるタイプがおすすめ
✔ スケーターは価格・カラー・種類のバランスがよく、専門員としても一番のおすすめ












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