ベッドや布団から起き上がるのに、毎朝時間がかかっていませんか?
「掴まる場所さえあれば起きられるのに」——補助具を選ぶだけで朝の負担が大きく変わります。
この記事でわかること:
- ベッド用・布団用 タイプ別の違い
- 失敗しない5つのチェックポイント
- 現場でよく使われるおすすめ商品
「買ったらグラついて怖かった」という声が多い商品です。選ぶ前に2分だけ読んでください。
介護用品ヲタク
福祉用具専門相談員|現場経験800人以上の担実績
目次
① なぜ起き上がれなくなるのか(原因)
起き上がり動作は、
- 腹筋・背筋
- 腕の支える力
- 体のバランス
を同時に使う、意外と負担の大きい動作です。
年齢や体調の変化により、
- 以前より反動が使えない
- 腕だけでは支えきれない
- 途中で体が止まってしまう
といった状態になると、
「掴まる場所」がないこと自体が大きなリスクになります。
② まず試したい|一人で起き上がる方法
補助具の前に、まずは身体の使い方を変えるだけで改善するケースがあります。
ベッドの場合

仰向けのまま、膝を曲げる
足を曲げると体が横向きになりやすくなります。
横向きになり、下の肘をつく
肘でベッドを支えながら、上半身を起こす準備をします。
上の手でベッドを押しながら起き上がる
腹筋ではなく「腕の力」で押し上げるのがポイントです。
足をベッドの外へ降ろして座る
ゆっくり足を下ろしてから、しばらく座った状態で落ち着かせましょう。
NGな起き方
腹筋だけで起きようとするのはNG。腰への負担が大きく、途中で止まって転倒につながることがあります。
布団の場合

横向きになる
仰向けから、楽に動く方向へ体を傾けます。
手を床について上半身を起こす
両手をしっかり床につけて、腕の力で体を支えます。
四つ這いになる
無理に一気に立ち上がろうとせず、まず四つ這いで安定させます。
片膝を立てて立ち上がる
近くの家具や手すりに掴まりながら、ゆっくり立ち上がります。
布団生活で起き上がりが特につらい方へ
「掴まる場所がない」のが最大の問題です。置き型手すりを1本置くだけで、起き上がりがぐっと楽になります。
③ 介護保険でレンタルできる補助具とは?
介護保険対象
手すり・補助バーは月200〜400円でレンタルできます
レンタルする前にお試しができ、状態に合わせて変更できるのが介護保険の大きなメリットです。「使えなくなった」という失敗がなくなります。
自己負担の目安
月200〜400円
1割負担の場合
対象になる人
要支援1〜
要介護5
認定が必要
申請の流れ(3ステップ)
ケアマネジャーに相談する
担当のケアマネジャーがいない場合は、お住まいの市区町村の「地域包括支援センター」に電話するだけでOKです。
福祉用具業者が自宅で選定・試用
実際に自宅に来てもらい、ベッドや布団に合った補助具を選んでもらえます。その場で試せるので安心です。
契約・設置完了
設置まで業者がやってくれます。お試しして、大丈夫ならレンタルスタートです。
専門員からひとこと
「自分で買ったけど、すぐ使えなくなった」という相談をよく受けます。介護保険が使える方は、レンタルで状態に合わせて使う用具を変えていく。福祉用具専門相談員として、これが一番おすすめです。

④ 補助具3タイプの選び方
ベッド固定型手すり
こんな方におすすめ
- ベッドからの起き上がりが特につらい
- しっかり体重をかけたい
ポイント
- 工事不要で設置可能
- 安定感が高い
- 夜間の起き上がりも安心
👉 安定性重視の方に選ばれています
置き型補助バー(布団対応)
こんな方におすすめ
- 布団で寝ている
- 起き上がり+立ち上がりも不安
ポイント
- 床設置で布団対応
- 起き上がり後の動作もサポート
サイドグリップ・簡易型
こんな方におすすめ
- 起き上がりはできる
- 少し支えが欲しい
ポイント
- コンパクト
- 転落防止と兼用可
⑤ おすすめ商品3選【専門員が厳選】
マットレスの下に差し込むだけで設置できます。現場でも最もよく使われているタイプです。
布団生活の方に特におすすめです。起き上がりだけでなく、立ち上がりの補助にも使えます。
「少しだけ支えが欲しい」という軽度の方向けです。コンパクトで邪魔になりません。
⑥ よくある質問
Q. 手すりはどの高さがいい?
→目安は80cm前後ですが、本人が使いやすい高さが最優先
Q. どこに設置するのが正解?
→利き手側 or 強い側に設置
Q. 転倒しない?
→正しく設置すれば安全性は高い
→むしろ「支えがない方が危険」
まとめ
- 起き上がれない原因は「筋力・麻痺・環境」
- 正しい動作で改善するケースも多い
- 無理なら補助具を使う
- 介護保険を使えば安く導入可能
👉そして一番大事なのは
「その人に合った補助具を選ぶこと」
起き上がりがスムーズになると、
- 夜間の不安が減る
- トイレまでの移動が楽になる
- 介助の負担が軽くなる
など、生活全体が楽になるきっかけになります。
「まだ我慢できるから…」と放置せず、
今の状態に合った補助具を選んでみてください。



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