この記事でわかること
1「下着と同じMサイズ」では失敗する理由——メーカーによってMサイズの実寸がバラバラです。必ずcm数で確認してください。
2パンツ型はウエスト・テープ型はヒップを計測する——測る場所がタイプによって違います。
3テープ型はウエストの数字でサイズが合っているか確認できる——1〜3の間にテープが来るのが正解です。
おむつのサイズ選びで、よくある失敗があります。
「下着のサイズがMだから、おむつもMにしておこう」
実はこれ、失敗のもとです。
おむつはメーカーによって同じ「M」でも実際のサイズが全然違います。あるメーカーのMサイズは70〜90cm、別のメーカーのMサイズは75〜95cmということが普通にあります。
サイズが合っていないと、大きすぎて隙間ができて漏れる、小さすぎてギャザーがつぶれて漏れる——どちらも漏れの原因になります。
この記事では、パンツ型・テープ型それぞれの正しいサイズの測り方と選び方を解説します。メジャー1本あれば、自分に合ったサイズが必ずわかります。
目次
① パンツ型のサイズ選び|ウエストを測る
なぜウエストを測るのか
パンツ型のおむつは、ウエスト部分のゴムで「下にズリ落ちないように」固定されています。
ウエストのゴムがしっかりフィットしていれば、排尿でパッドが重くなっても下にズレにくくなります。逆にゴムが緩すぎると、すぐにズリ落ちてギャザーが崩れ、漏れの原因になります。
だから、パンツ型は「ウエストに合ったサイズを選ぶ」のが正解です。
ウエストの測り方
📏 計測の手順
【基本の測り方】お腹周りで一番細い部分を測る
立った状態で、ウエストの一番細い部分にメジャーを当てて計測します。
この場所でおむつがズリ落ちるのを止めるため、ここが基準になります。
【お腹がポッコリ出ている方】一番出ている部分を測る
一番細い部分ではなく、お腹が一番出ている部分で計測してください。
細い部分に合わせると、お腹の出た部分でおむつが引っかかって正しく装着できなくなります。
【メジャーがない場合】
紐や糸をウエストに巻いて、その長さを定規で測ってもOKです。メジャーは100円ショップでも販売されているので1本持っておくと便利です。
計測したら、パッケージの「cm表記」で確認する
サイズがわかったら、おむつのパッケージを確認します。
パッケージには「M」「L」などのサイズ表記とともに、必ず「○cm〜○cm」という実寸が書かれています。この数字を確認することが大切です。
「M」という表記だけで判断しないでください。同じ「M」でもメーカーによって対応する実寸が異なります。必ずcm数を確認して、自分の計測値がその範囲内に入っているかを確認してください。
ライフリー・サルバ・アテントで同じMサイズでも実寸が異なります。ブランドを変えるときは必ずパッケージのcm表記を確認し直してください。

SとMの両方に当てはまった場合——小さい方から試す
計測したウエストサイズが、SとMの両方の範囲に入ることがあります(たとえば境界にあるときなど)。
この場合は、小さい方(S)から試してください。
理由は先述の通り、パンツ型はウエストのゴムでズリ落ちを防いでいるからです。少しきつめの方がズレにくく、漏れを防ぎやすくなります。
ただし、苦しいと感じたり、肌に跡が残るほどきつい場合は無理をせず1サイズ大きくしてください。あくまでも「苦しくない範囲で、少しきつめ」が目安です。
「もったいないから」と間違ったサイズのまま使い続ける方が多いですが、サイズが合っていないと漏れの原因になります。新しいサイズを購入して試す方が、結果的に無駄が少なくなります。
② テープ型のサイズ選び|ヒップ(お尻まわり)を測る
テープ型はパンツ型と測る場所が違います。
テープ型のサイズはお尻まわり(ヒップ)の一番太い部分で計測します。テープ型はお尻全体を包む形なので、一番大きい部分に合わせてサイズを選ぶ必要があります。
計測方法はパンツ型と同様、メジャーをお尻の一番太い部分(ヒップトップ)に当てて測ります。
テープ型は特にメーカーごとのサイズ差が大きい傾向があります。必ずパッケージのcm表記を確認してください。ブランドを変えるときは特に注意が必要です。
テープ型のサイズ確認方法——ウエストの数字を見る
テープ型は実際に装着した後に「サイズが合っているか」を確認する方法があります。
多くのメーカーのテープ型おむつには、ウエスト部分に「1・2・3」という数字が印刷されています。テープを止めたとき、テープの端がこの数字のどこに来るかでサイズの合否がわかります。
テープ止め位置の目安
| テープの位置 | 意味 | 対処 |
|---|---|---|
| 1より内側(お腹の中心寄り) | サイズが大きすぎる | 1サイズ小さくする |
| 1〜3の間 ✓ | 適切なサイズ | そのまま使用OK |
| 3より外側(腰骨の外側寄り) | サイズが小さすぎる | 1サイズ大きくする |

「1〜3の間にテープが来るか」は非常にわかりやすい目安です。初めてテープ型を使う方や、「今のサイズで合っているか不安」という方は、装着後にこの数字を確認してみてください。
テープ型はパッドの厚みでサイズが変わることがある
テープ型でもうひとつ注意したいのが、パッドの厚みによるサイズへの影響です。
吸収量が多い厚いパッドと組み合わせると、パッドの分だけウエスト周りがきつくなることがあります。
この場合は、テープ型を1サイズ大きくするか、パッドを薄めのものに変えるかを検討します。ただしサイズを大きくすると股ぐりも大きくなり、ギャザーが密着しにくくなって股漏れしやすくなることがあります。
パッドが大きければ大きいほど安心と思いがちですが、サイズが合わなくなることで別の問題が起きる——これがパッドを必要以上に大きくしてはいけない理由のひとつです。
③ サイズ選びのまとめ
| パンツ型 | テープ型 | |
|---|---|---|
| 測る場所 | ウエスト(一番細い部分) ※お腹が出ている方は一番出ている部分 |
ヒップ(お尻の一番太い部分) |
| サイズ確認方法 | パッケージのcm表記で確認 | パッケージのcm表記+ テープ位置の数字(1〜3)で確認 |
| 2サイズに該当する場合 | 小さい方から試す (ズリ落ち防止のため) |
装着後に数字で確認して判断 |
| 注意点 | メーカーによってMの実寸が違う | パッドが厚いとサイズが変わることがある メーカー差が特に大きい |
サイズ選びのチェックリスト
✅ パンツ型:ウエストをメジャーで測ったか✅ テープ型:ヒップをメジャーで測ったか
✅ パッケージのcm表記で確認したか(Mという文字だけで判断しない)
✅ ブランドを変えるときにサイズを測り直したか
✅ テープ型:装着後にテープが1〜3の間に来ているか
✅ 苦しくないか・跡が残っていないか確認したか
「サイズが合っていないと漏れる」と言うと「では大きめにすればいいのでは?」と思う方が多いですが、大きすぎても漏れます。大きすぎれば隙間ができて伝い漏れが起き、小さすぎればギャザーがつぶれて漏れます。
「もったいないから買い直したくない」という気持ちはよくわかりますが、間違ったサイズで毎日漏れる方が精神的にも大変です。ぜひ一度正しく測って、自分に合ったサイズを見つけてください。
まとめ
✔ パンツ型はウエストを計測——一番細い部分(お腹が出ている方は一番出ている部分)
✔ テープ型はヒップを計測——お尻の一番太い部分
✔ パッケージのcm表記を必ず確認——アルファベット表記だけで判断しない
✔ 2サイズに該当する場合は小さい方から試す(パンツ型)
✔ テープ型は装着後にテープが1〜3の間に来るか確認
✔ 厚いパッドを使うとテープ型のサイズ感が変わることがある
✔ サイズが合っていないと漏れる——サイズ変更は惜しまない


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