
最近、おむつをしているんだが、量が多いみたいでおむつから溢れて布団まで濡れてしまうんだ…。雨の日はコインランドリーまで行って乾かしていて、もう大変で…。
おむつからの漏れが、布団まで達してしまうと、何ともやりきれない気持ちになりますよね。
本人様も、悲しそうな顔をされることが多いです。
このブログでは、布団が濡れてしまうようになったら、濡れるようになる前に使ってほしい防水シーツについて、ご紹介しています!
私自身、猫が布団の上で粗相やゲロを吐くので、色んなものを試してきました。
それも一緒に見ていただけたらと思います✨
目次
防水シーツとは?
まず、防水シーツとは、布団やマットレスを汚れや水分から守るために使うシーツです。
裏面に防水加工や撥水加工がされており、おむつからの漏れなどによる水分が、布団やマットレスに染み込むのを防ぎます。
防水シーツの機能
防水シーツにはいろんな機能があります。
- 防水
シーツ裏面に防水加工がしてあり、水分を完全に通しません。その分、通気性もありません。 - 撥水
軽い水分なら弾くが、圧力がかかると水が染み込む場合もあります。通気性はあります。 - 吸収
表面の水分をしっかり吸収。表面はサラサラ感を保ちつつ、裏面で水分をシャットアウト。 - 吸汗
表面に綿やパイル地など吸水性のある素材を使用し、汗や水分を吸収。サラッとした肌触りで快適に使えます。 - 速乾
洗濯後に短時間で乾きます。頻繁に洗濯する場合や衛生面を重視する方にオススメです。 - 防臭
抗菌・防臭加工を施し、ニオイの発生や蓄積を抑えます。尿臭が強い方や気になる方に。 - 制菌
特殊加工や素材により、菌の繁殖を抑制。衛生的で、長期間の使用に適しています。頻繁に汚さず、シーツ交換と一緒くらいに変えている方に。(抗菌より、より多くの菌を減らせます) - 抗菌
表面や内部に抗菌剤を配合し、細菌の増殖を防ぐ。臭いの元となる菌を増えにくくします。 - 防カビ
カビの発生を抑える加工を施し、湿気の多い環境や長期使用でも清潔を保ちやすいです。
**防水・吸収・抗菌・防臭**など複数機能を持っている商品もあり、用途や使う人の状況に合わせて選びます。
表面の素材
防水シーツは機能によって、表面の素材が違います。
素材名 | 特徴・メリット | デメリット・注意点 |
パイル地(タオル地) | 吸水性が高く、汗や尿を素早く吸収。肌触りが柔らかく、快適。 | 吸水量が多い分、乾きにくいことも。 |
綿混紡 | 肌触りが良く、吸水性も備える。敏感肌にも優しい。 | 洗濯後の耐久性がやや劣る場合あり。 |
スムースポリエステル | 乾きやすく、取り扱いが簡単。吸水性はやや劣るが、速乾性重視。 | 吸水力が低めで、直接寝るには不向き。 |
スムースコットン | 肌触りが良い。単品使用で快適だが、吸水力はパイル地ほど高くない。 | 吸水力にやや不安がある。 |
ニット生地 | 柔らかく伸縮性があり、肌に優しい。 | 耐久性や吸水量は製品により異なる。 |
デニム地 | 丈夫で耐久性が高い。 | 肌触りが硬めで、吸水性はやや劣る。 |
形状
- 部分タイプ:腰部分など必要な部分だけカバー。蒸れにくい。布団やマットレスの裏側に折り返して敷きこむだけなので、交換は簡単だが、ズレやすい。動くたびに整える必要がある。
- 全面タイプ:布団やマットレスの全面をカバー。動きが多い人や広範囲の防水が必要な場合に適している。四隅をゴムで止めるタイプが多い。ベッドの端に座る場合、そこだけズレやすい。
- ボックスタイプ:マットレス全体や側面まで包み込む形状。最もズレにくく、しっかりと保護できる。交換は大変。

メリット・デメリット
メリット
- 布団やマットレスを水分や汚れから守れる。
- 家事、介護負担の軽減。
デメリット
- 蒸れる。
- 素材や形状によっては寝心地が悪く感じることもある。
オススメの防水シーツ
部分タイプ
部分タイプのオススメをご紹介します!
正直、全部の機能がある商品があれば、文句なしなのですが、そんなものは無いので、それぞれの機能で、オススメの商品をご紹介します。
スーパーサラットシーツ
スーパーサラットシーツは【吸収性】に特化した防水シーツです。
私も敷布団の一番上に敷いていますが、この防水シーツは吸収性があり、吸収スピードや吸収できる量も多いため、掛布団への二次被害を減少できます。
完全防水タイプだと、防水シーツの上に、水たまりができます。
確かに、敷布団に水分が侵入することはないのですが、その分衣服や掛布団の方にいってしまいます。
表面もすぐさらっとするので、本人様にも優しいシーツです。
ブルー防水シーツデニムタイプ
部分タイプのオススメは、マットレスや布団の裏側に折り返して敷きこむ部分が多いタイプです。
これが、標準の145cmか、多い170cm以上の多いタイプかで、負担が大きく変わります。
この防水シーツは、【介護負担の軽減】に特化した防水シーツです。敷きこむ部分が175cmあり、ズレにくいです。
さら速乾なので洗濯したあと、すぐに乾きます。

毎回ズレるたびに整えるのが、これがもう結構ストレスで…
全面タイプ
私は、下からマットレス、敷布団、全面タイプの防水シーツ、敷きパッド、部分タイプの順番に敷いて使っています。
敷布団に侵入されると、洗うのが本当に大変で、精神的ダメージが大きいので、全面タイプを敷きパッドの下に敷いています。
(敷きパッドの下に敷いているのは、敷きパッドは汗かいたら、こまめに洗いたいが、防水シーツはたまにしか洗いたくないため)
私と同じ使い方をするなら、表面の素材はポリエステル100%でも良いのですが、一番上に敷くなら、少しでも綿が入っているタイプをオススメします。
ブルー防水シーツ四隅ゴム付タイプ
速乾タイプがオススメですが、これは表面がポリエステル100%なので、一番上に使用する分にはオススメできません。
防水シーツ 敷きパッド
こちらは、私が使っているものです(介護用ではありません)一応ご紹介…。
猫毛が絡みにくいので、いつもキルト生地の商品を買っているのですが、これは安いからか絡みまくってます(笑)
通気性の無さは、上に敷きパッドを敷いているからなのか、あまり感じません。
オススメかどうか聞かれると…正直、普通です。
ボックスタイプ
ボックスタイプはズレにくく、完全防御できるのですが、とにかく蒸れます。
新陳代謝が良い高齢者の方には辛いものがあるかもしれません。
せめて、吸収性や速乾性がある商品を選びましょう。
掛布団
衣服は最悪良いとして、掛布団までいってしまうこともしばしば。
カバーから中の本体にまで濡れており、敷布団同様精神的ダメージが。
掛布団の防水カバーもあります。
濡れる頻度が高い方は、エアコンの温度を下げてでも使ってほしい…!!
マモルくん 蒸れない両面防水カバー
こちらは、蒸れやすい防水カバーの中でも蒸れにくいのでオススメ!
蒸れにくく快適で、乾燥機にかけても劣化せず、防水性能が抜群です!
防ダニなどの効果があるので、お値段高め。
抗菌メッシュニット防水掛け布団カバー
片側が防水で、片側がメッシュニット素材になっています。
(介護で使う方は内側を防水にして使います)
こちらは金額もお手頃で、色も可愛いのでオススメです!

私の欲しいものリストに入っている掛布団カバーです
まとめ
掛布団や敷布団を濡らされると、時間も取られ、精神的ダメージも大きく、光熱費などの料金もかかります。
防水シーツを組み合わせて使うことで、私は精神的ストレスや、家事の時間が圧倒的に減りました。
防水シーツは使うに越したことは無い!!オススメです。
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