浴槽のフチを持って、湯船に入っていませんか。
その動作、実はとても危険です。
浴槽が低いと、フチをつかむために前かがみになる必要があります。
その姿勢のまま、濡れて滑りやすいフチをつかもうとして、バランスを崩す。
これが、浴室で最も多い転倒パターンのひとつです。
この記事では、浴槽のフチに取り付ける「浴槽手すり」について、正しい選び方とおすすめ商品を紹介します。
この記事でわかること
1浴槽手すりとは何か、なぜ必要なのか
2どんな人にオススメなのか
3介護保険対象・対象外のおすすめ商品4選
浴槽手すりとは
浴槽手すりとは、浴槽のフチに挟み込んで取り付ける手すりのことです。
壁や浴槽に吸盤で取り付けるタイプもありますが、今回ご紹介するのは、工具を使わずフチに挟むだけで設置できるクランプ式のタイプです。
浴槽への出入りのときや、浴槽内で姿勢を保つとき、しっかりとつかまる場所を作ってくれます。
なぜ「浴槽のフチを持つ」動作は危険なのか
浴槽が低い場合、フチをつかもうとすると、体は自然と前かがみになります。
その状態で、濡れて滑りやすいフチに手をかける。
力を入れた瞬間、手が滑って、そのまま転倒する。
これが、浴室で起きる転倒事故の典型的なパターンです。
浴槽手すりを取り付けることで、しっかりと握れる場所ができます。
浴槽への出入りだけでなく、浴槽内での姿勢保持や、立ち上がる動作にも役立ちます。
以前、まだ50代の方が「浴槽のフチを持とうとして滑り、肋骨を折ったので手すりを買いたい」と、お店に来られたことがあります。
高齢者だけの話ではありません。
慣れ親しんだ自宅のお風呂だからこそ、油断してしまう。
そのことを知っておくだけで、意識はかなり変わると思います。
浴槽手すりはこんな人にオススメ
浴槽手すりは、次のような方に特にオススメです。
浴槽のフチを持って出入りしている方。
浴槽が低く、前かがみになりやすい方。
浴槽内での立ち座りに不安がある方。
年齢に関わらず、お風呂での転倒がこわいと感じたことがある方。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、備えておくことが一番の転倒対策です。
浴槽手すりのおすすめ4選
介護保険を使わずに手頃な価格で買えるタイプと、介護保険の対象になるしっかりしたタイプ、それぞれ2商品ずつご紹介します。
| 画像 | 商品名 | 対応する浴槽厚さ | 耐荷重/最大使用者体重 | 価格 | 区分 |
|---|---|---|---|---|---|
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三点式グリップ 浴槽手すり | 8~17cm | 150kg | 4,650円前後 | 介護保険対象外 |
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風呂用手すり EEX-SUPA01L(イーサプライ) | 4~10cm | 記載なし(未確認) | 3,000円台~ | 介護保険対象外 |
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高さ調節付浴槽手すり UST-130(アロン化成) | 4.5~13cm | 80kg | 13,980円~16,062円前後 | 介護保険対象 |
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入浴グリップ[ユクリア]コンパクト130(パナソニック) | 4.5~13cm | 100kg | 31,350円(税抜28,500円)前後 | 介護保険対象 |
三点式グリップ 浴槽手すり
1本の縦手すりと、2本の横手すりで支える三点式の設計です。
浴槽をまたぐときは縦の手すりを、立ち座りのときは横の手すりを使うなど、動作に合わせて持ち替えられます。
耐荷重は150kgとしっかりしていて、工具も不要。フチに挟むだけで、その日から使えます。
「とりあえず手すりを試してみたい」
「介護保険を使うほどではないけれど、備えておきたい」
そんな方に、まず検討していただきたい一台です。
風呂用手すり EEX-SUPA01L(イーサプライ)
浴槽のフチに挟むだけのクランプ式で、取り付け幅は4~10cm。
グリップ部分には滑りにくい凹凸加工が施されているので、しっかり握れます。
重さは約2.1kgと軽量で、必要なときにサッと取り付け・取り外しができるのも魅力です。
「まずは一つ、手軽に試してみたい」という方に向いている、シンプルで扱いやすいタイプです。
高さ調節付浴槽手すり UST-130(アロン化成)
手すりの高さを、11~26cmの範囲で6段階に調節できます。
使う方の体格や、浴槽の深さに合わせて、ちょうど良い高さに設定できるのが大きな強みです。
ステンレス製でしっかりとした作りなので、体重をかけても安心感があります。
介護保険の購入対象品なので、自己負担割合(1~3割)で購入できるのも見逃せないポイントです。
「毎日使うものだから、しっかりしたものを選びたい」という方にオススメです。
入浴グリップ[ユクリア]コンパクト130(パナソニック)
最大使用者体重100kgまで対応している、しっかりとした作りの浴槽手すりです。
グリップ部分には防カビ加工が施されていて、拭き取るだけでお手入れができます。
ハンドルの高さは3段階で調節可能。ご自身の使いやすい高さに合わせられます。
介護保険の対象品なので、実質の自己負担額を抑えて購入できます。
「体格がしっかりしている方」「防カビなど衛生面も重視したい方」に向いている一台です。
まとめ
✔ 浴槽手すりがあれば、しっかりつかまる場所ができ、転倒のリスクを下げられる
✔ 手軽に試すなら3,000円台からの手すりも選択肢
✔ 毎日使うなら、高さ調節ができる介護保険対象品がオススメ
✔ 「まだ大丈夫」と思っているうちに備えることが、一番の対策
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