起き上がり手すり・補助具の正しい選び方【専門員が解説】
「掴まるところがあれば起きられる」のに、毎回つらい…
- 起き上がるまでに時間がかかる
- 腕やお腹に力が入らない
- ベッド柵や家具を無理に掴んでいる
そんな状態が続いていませんか?
実はこの段階で悩んでいる方はとても多く、
「起き上がり手すり・補助具」を正しく選ぶだけで、毎日の負担が大きく変わるケースが少なくありません。
ただし、
👉 合わないものを選ぶと「逆に危険」になることもあります。
この記事では、福祉用具専門員としての現場経験をもとに
失敗しない起き上がり補助具の選び方とおすすめタイプをお伝えします。
目次
まず知っておきたい|起き上がりがつらくなる理由
起き上がり動作は、
- 腹筋・背筋
- 腕の支える力
- 体のバランス
を同時に使う、意外と負担の大きい動作です。
年齢や体調の変化により、
- 以前より反動が使えない
- 腕だけでは支えきれない
- 途中で体が止まってしまう
といった状態になると、
「掴まる場所」がないこと自体が大きなリスクになります。
あなたに合うのはどれ?起き上がり用補助具の3タイプ
選ぶ前に、まずはタイプを整理しましょう。
① ベッド固定型の起き上がり手すり
- ベッドのマットレス下に差し込むタイプ
- 工事不要
- 比較的しっかり体重をかけられる
👉 ベッド利用の方・安定性重視の方におすすめ
② 置き型・床設置型の補助バー
- 布団・床生活にも対応
- 設置場所を選べる
- 立ち上がり補助としても使える
👉 布団派・ベッド以外でも使いたい方に
③ ベッド柵・サイドグリップタイプ
- 転落防止と兼用できる
- 起き上がり補助としては軽め
👉 起き上がりはできるが、補助が少し欲しい方向け
買って後悔しない!選ぶ前に絶対チェックしたい5つのポイント
① どこで使うか(ベッド or 布団)
ベッド用と布団用では、構造がまったく違います。
「なんとなく」で選ぶと、安定せず危険です。
② 掴む力はどれくらいあるか
- 体重をしっかりかける必要がある
- 軽く支えがあれば十分
力に対して弱い製品を選ぶと、ズレ・転倒の原因になります。
③ 起き上がり“だけ”か、立ち上がりも補助したいか
起き上がった後に、
- そのまま立つ
- いったん座位を保つ
どちらかで、選ぶ製品が変わります。
④ 設置の安定性(グラつかないか)
特に置き型は
床材・畳・フローリングによって安定性が変わります。
⑤ ベッド周りのスペース
手すりがあることで、
- 動線が狭くならないか
- 介助の邪魔にならないか
も必ず確認しましょう。
【厳選】起き上がり補助具 おすすめ商品例
商品①:ベッド固定型 起き上がり手すり
こんな方におすすめ
- ベッドからの起き上がりが特につらい
- しっかり体重をかけたい
ポイント
- 工事不要で設置可能
- 安定感が高い
- 夜間の起き上がりも安心
👉 安定性重視の方に選ばれています
商品②:布団対応 置き型補助バー
こんな方におすすめ
- 布団で寝ている
- 起き上がり+立ち上がりも不安
ポイント
- 床設置で布団対応
- 起き上がり後の動作もサポート
商品③:サイドグリップ・簡易タイプ
こんな方におすすめ
- 起き上がりはできる
- 少し支えが欲しい
ポイント
- コンパクト
- 転落防止と兼用可
よくある質問
Q. 自分に合うか分かりません
A. 迷う場合は「一番つらい動作」を基準に選ぶと失敗しにくいです。
Q. 介護保険は使えますか?
A. 対象になるケースもあります。条件や地域差があるため、専門員への相談がおすすめです。
起き上がりが楽になると、生活は大きく変わります
起き上がりがスムーズになると、
- 夜間の不安が減る
- トイレまでの移動が楽になる
- 介助の負担が軽くなる
など、生活全体が楽になるきっかけになります。
「まだ我慢できるから…」と放置せず、
今の状態に合った補助具を選んでみてください。


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