家の中でスリッパを履いているときに、
「スリッパが脱げてこけそうになった…」
そんな不安を感じたことはありませんか?
スリッパは楽で気軽だから選ばれがちですが、
実は脱げやすさや滑りやすさで
転倒リスクを高めている履き物です。
実際、研究では、かかとのある室内履きが、
脱げやすいスリッパや靴下よりも歩行バランスが良く、
転倒リスクを減らす傾向があることが報告されています。
高齢になるほど、足裏感覚やバランスが変わり、
足が滑ったり、つまずいたり、
かかとが固定されない履き物が危険になる場面も増えます。
この記事では、
「脱ぎ履きのラクさ」と「転ばない安全性」
の両方を考えたうえで、
あなたに合った室内履きの選び方とおすすめ商品を
実際の視点でわかりやすく整理します。
目次
まずは転倒リスクの背景を簡潔に理解しよう
屋内での転倒は、外よりも「油断」が重なりやすいのが特徴です。
家の中では、
・歩く距離が短い
・急に立ち上がることが多い
・足元をあまり見ずに動く
こうした動きが繰り返されます。
そこに、
・脱げやすい
・足に固定されていない
・段差や方向転換でズレやすい
スリッパの構造が重なると、
小さなバランスの崩れが、そのまま転倒につながりやすくなります。
詳しい仕組みや防止の考え方は、こちらで整理しています。
▶ 室内で転倒が起きやすい理由と防止の基本
「転倒が多い理由は分かるけれど、じゃあ自分の場合はどうなんだろう?」
と感じた方もいるかもしれません。
転倒リスクは、
年齢や病名だけで決まるものではありません。
日常の中の、
ほんの小さな変化がヒントになることも多いのです。
いきなり履き物を変える前に、
まずは「今の状態」を整理してみましょう。
まず確認したい|あなた(ご家族)の今の状態
以下の項目を、直感で「はい/いいえ」でチェックしてみてください。
□ 動作・体の状態
- □ 立ち上がる時、何かにつかまらないと不安
- □ 歩き始めに、ふらつくことがある
- □ すり足気味で歩くことが増えた
- □ 足が上がりにくく、つまずきやすい
□ 室内での行動
- □ 室内でもスリッパやサンダルを履いている
- □ 脱ぎ履きしやすさを最優先で履き物を選んでいる
- □ かかとを踏んだまま歩くことがある
□ 過去のヒヤリ体験
- □ 家の中で、ヒヤッとした・転びそうになったことがある
- □ 実際に、室内で転倒したことがある
いくつかチェックがついた方へ
これは「もう危ない」という意味ではありません。
転倒しやすくなる“入口”に立っているサインです。
この段階で、
履き物や環境を少し見直すだけで、
転倒リスクは大きく下げられます。
あなたはいくつ当てはまりましたか?
当てはまる項目が多いほど、転倒のリスクが高まります。
次は「今の状態に合わせた選び方」を見ていきましょう。
目的別に考える|室内履きの選び方は3タイプ
室内履き選びで大切なのは、
「全部を完璧にしようとしないこと」です。
今の状態や生活に合わせて、
何を一番大事にするかを決めるだけで、
選びやすくなります。
ここでは、室内履きを 3つのタイプ に分けて考えます。
① 転倒予防を最優先したい方
「とにかく転ばせたくない」
「一度転んでから不安が強くなった」
そんな方に向いているタイプです。
重視したいポイント
- かかとがしっかり固定されている
- 靴底が滑りにくい
- 歩行時に足がブレにくい
注意点
- スリッパ・かかとなしは不向き
- 脱ぎ履きの楽さより、安全性優先
② 安全性と脱ぎ履きを両立したい方
「安全も大事。でも毎回履くのが大変だと続かない」
そんな現実的な悩みを持つ方に向いています。
重視したいポイント
- かかとはあるが、履き口が広い
- マジックテープなどで調整できる
- 軽くて足を入れやすい
向いている人
- トイレや部屋の出入りが多い
- 介助する側も履かせやすさを重視したい
③ とにかく脱ぎ履きのしやすさを重視したい方
「歩く距離は短い」
「立ち座りが多く、何度も脱ぎ履きする」
そんな生活スタイルの方に向いています。
重視したいポイント
- 手を使わずに履ける
- 軽くて負担が少ない
- 短時間の移動向け
注意点
- 転倒リスクが高い方には不向きな場合あり
- 使用場所を限定する工夫が必要
迷ったら「一番困っている場面」で選ぶ
「全部に当てはまる」
そう感じた方も多いと思います。
そんな時は、
一番ヒヤッとした場面・一番困っている場面を思い出してください。
そこを守る選び方が、
今のあなた(ご家族)に合った答えです。
困ったら相談を!
もし、
「どれを選べば本当に合うか分からない」
「家の中を歩くときの不安をなくしたい」
「今の状態に最適な室内履きを知りたい」
そんなときは、
無理に決めなくても大丈夫です。
売るためではなく、
あなたの生活に合う選び方を
一緒に考える【無料相談】を用意しています。



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