トイレに間に合わなくなった、トイレが見えにくくなった、トイレが暗く感じるようになった…。
そんなことはありませんか?
歳を取ると、トイレが識別しにくくなってしまいます。
このブログでは、その対策方法をご紹介しています!
トイレが見えにくくなる原因
トイレが見えにくくなる原因は、目の問題です。
暗いとトイレの場所が分かりにくいですよね。
けれど、電球の明るさが不十分だけとは限りません。

このトイレのように、床・壁・トイレが似た色だとトイレがどこにあるのか識別しにくくなる
識別するのに時間がかかります。
そのため、トイレに間に合わなくなったり、
転んだりしてしまいます。
対策
では、どのように対策すれば良いのでしょうか?
トイレの電球が黄色い「電球色」だと見えにくいので「昼白色」に変えると見えやすくなります。
電球のワット数、明るくするには、電球装置そのものを変えなければならないので、大工事になります。
さらに簡単に出来る工夫は、色を変えることです。
便座や便器の色はほとんどが白色です。
この白色を変えることは難しいので、他の色を変えていきましょう!
壁の色を変える
まずはトイレの場所が分かるように、壁の色を変えましょう。

トイレだと識別できる場所だけでもOKです!
壁の色を変えるだけでも、トイレの場所がはっきり識別できたのではないでしょうか?
壁紙の色を変えるには「リメイクシート」がオススメです。
賃貸でも「貼ってはがせるタイプ」や先にマスキングテープを貼り、その上に両面テープで壁紙を貼ることで、元の壁紙を傷つけることなく色を変えられます。
貼ってはがせるタイプも、マスキングテープも、1~2年が潮時です。それ以上は粘着が壁にくっついてしまい、元の壁紙から剥がれなくなってしまいます。面倒ですが、賃貸の場合は1年に1回は張り替えるくらいが良いでしょう。
色はグレーやネイビーなど、暗めの色がオススメです。
トイレとの識別がはっきりできます。
ピンクや黄色などの淡い色はやめましょう。
床の色を変える
次に、床の色も変えましょう。

床も壁と同じようにリメイクシートが使えますが床には「トイレマット」も簡単に敷けて色を変えられるのでオススメです。
高齢者の方は、トイレマットにつまずかないように、ぴったり張り付けられるタイプにしましょう。
トイレマットは、ズレずに張り付けることができ(賃貸OK)
こぼしてもさっと拭ける「サンコー」さんのがオススメです!
トイレの蓋にシールを貼る
床や壁紙を変えるのは大変…という方は蓋に工夫をしましょう。

蓋用のステッカーや、消臭効果のあるシールなどがあります。
これを貼るだけでも、蓋の場所が分かりやすくなります。
消臭効果は…正直…感じませんでした…(笑)
便座にカバーを付ける
蓋を開けたら、今度は便座の場所、座る位置に迷います。
そんな時ははっきりとした色の便座カバーです!
高齢の方で、お尻に肉がない方、便秘などで便座に座る時間が長い方には、厚みのある、ふわもこの便座カバーがオススメです。
暖房便座を付けなくても、暖かいです!
このマシュマロ便座クッションが探した中で一番の厚みでした。
5cm!座ってみると、想像以上にふわふわです。
勢いよく座ってしまう方にもオススメですが、便座が高い(座った時に膝裏が90度よりも広くなる)方には、安定感に欠けますのでオススメは出来ません。
水の色を変える
最後に、男性で立ってやられる方や、暖房便座を使いたい。
便座シートは洗うのが面倒くさいという方は、水の色を変えましょう。
「ブルーレット置くだけ」のように、水を青色に変えるものがあります。
そうすると、真ん中の色が分かるので、どこまでが便座なのか分かり
男性であっても外す確率を下げることができます。

ただ、ブルーレットや水を青色にするタイプは、便器の着色リスクを高めるため、賃貸の人は特に注意しましょう。
着色リスクが嫌な方は、便器用のライトもあります!
ただ、これは充電が面倒くさいですし、どちらかというと光を楽しむためのものなので、最終手段という感じです。
以上がトイレの対策でした!
全く問題がないという方も、全盛期に比べてトイレを認識するのに時間がかかっています。無意識のうちに動きが遅れている可能性も…。
色を変える対策はすぐに出来ますので、ぜひ出来るところからやってみてください✨
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