
パッドを使っているのだが、上げるときに丸まって、おむつの中でくしゃっとなってしまう。何か良いパッドは無いだろうか…。
パンツ用パッドは種類がテープ型に比べて多くなく、種類も形も限られいます。
このブログでは、パンツ型紙おむつに合う、漏れにくく、上げ下げしやすく、装着しやすいパッドをご紹介しています!
パンツ用パッドとは?
パンツ用パッドとは、パンツ型紙おむつ専用のパッドです。

大半のものが、上げ下げするときにズレないように【ズレ止めテープ】がついており、【二つ折り】になっています。

テープ用のパッドはパンツ型と合わせて使えないわけではないのですが、やはり専用のものの方が当てやすく漏れにくいので、オススメです。
吸収量は2回分~8回分まであります。
各メーカーの特徴やオススメをご紹介していきます!
「同じメーカーの方が良いですか?」と聞かれることがよくあります。一緒の方がサイズが合っているので、装着はしやすいですが、一緒じゃなくても問題ありません✨
肌触り
肌触りを重視するのであれば、オススメは「肌ケアアクティ」
2回分しかないのが残念ですが(もっと回数のバラエティ増やしてほしい)
「え…!ふわふわ…!」と感動するくらいふわふわです。
歩きやすさ
歩きやすさ、リハビリのしやすさでいうと「リフレ」です。
ただ、残念なことに、こちらの商品在庫限りで販売終了…!なぜ…!!
すごく重宝していたので、残念です。
股の部分の幅が狭くなっているので、足が広がりにくく、歩く姿勢や座る姿勢に影響がでにくいです。
吸収量は3回分と4回分があります。

せっかくパッドの股の幅が狭くても、パンツが厚いと意味ないので、パンツも吸収量が2回分とか、薄いタイプと組み合わせるとより効果的です。
肌への負担
肌への負担を気にされる方、肌が弱い方や、尿路感染のリスクがある方、床ずれの危険性がある方は「サルバ」がオススメです。
サルバの自立支援あて楽パッドという、ちょっと特殊なパッドがあります。
こちらはズレ止めテープがついてなく、4回吸収あります。
漏れの防波堤であるギャザーが柔らかく、ギャザーで肌が傷ついてしまう方にオススメです。
こちらはサルバの中でも【P.Uサルバ】です。P.Uサルバはお肌ケアを考えた「pHコントロールパルプ」を採用しております。
肌と同じ弱酸性に保つ作用があります。
尿は時間が経つとアルカリ性になります。弱酸性の肌に、アルカリ性の尿が触れるということは、肌に悪影響を及ぼします。それを防ぐために、弱酸性に戻す働きがあります。
色々肌に良い機能が付いているという感じです!
高吸収
吸収量の多さでいえば「ライフリー」です。
最大8回吸収まであります。
ライフリーには、2・3・4・5・6・8回吸収があり、ラインナップは最も豊富です。
ただ、通気性には少し欠けるので、オススメかと言われたら…NO
一回に出る量が多い
高齢者の方には、ちょろちょろ出てしまう方もいれば、ドバっと一気に出てしまう方もいます。
1回に出る量が多い場合は、本当はトイレに行けたら一番いいのですが、「オンリーワン」がオススメです。
パンツ用パッドの中で、珍しく広がっています。(長方形じゃなくてひょうたん型)
5回吸収です。(他の2、3回分は長方形)
広がっているので、同じ5回分の長方形よりも多い量に対応できます!
男性は広がりが大きい方を前に、女性はお尻側に持ってくるように、性別に合わせて前後ろを変えましょう。

量じゃなく、勢いがある方は、吸収スピードが速いパッドを選びましょう!スリットが入っているタイプがオススメです
テープ用パッドを使いたい
金銭的なことや、尿量の関係で、テープ用パッドを使いたい方もいます。
その場合、パッドがパンツの股部分のギャザーの中に納まるサイズのものを選んでください。
(お尻側は上に乗っていても大丈夫です)

これが、ギャザーより幅の広いパッドを組み合わせてしまうと、ズレる・漏れるリスクがぐんっと上がりますので、オススメしません。

8回吸収以上のパッドを使いたいけど、テープじゃなくてパンツ型がいいという方にオススメなのは布ホルダーです。また、別記事でご紹介しますね!(少々お待ちを)
パッドの当て方
パンツ用パッドの簡単な当て方をご紹介します!(座った状態で交換しましょう)



パンツを上に上げるときは、イラストのように横ではなく前を持つと上げやすいです。
さらにゴム部分を折り曲げると、より楽にあげることができます。
脱ぐときに、捨ててしまう場合は、横から破くとズボンを全部脱がずに、簡単に取ることができます。


お気に入りのパンツ用紙おむつと、パンツ用パッドの組み合わせが見つかりますように!
コメント