私が 介護士として勤務していた有料老人ホームでは、
ポータブルトイレの処理の仕方が人それぞれ違っていました。
結構バケツの仕様など知らない人がいたので、
案外時間のかかるポータブルトイレのバケツの処理が
時短・楽になりますように!!
バケツには水を入れておく
「普段と違う尿に気付くために水を入れない」
という施設もありますが、水を入れても普段と違うことに
気付けるのでは…?と正直思っていました
(施設の方針には逆らいませんよ)
ポータブルトイレのバケツには、水をここまでいれるという
線が書いてあります(古いのはないかも)
あまりにも水を入れると重いし、入れないと汚れや臭いの原因に。
バケツ一つでも開発者の思いはすさまじく、ぜひ線まで水を入れることは
活用してもらいたいと思います。
便をよくする方は、そこにトイレットペーパーをあらかじめ敷いておくと
便を流すときにバケツについて洗うのが大変ということになりにくく
処理の時短になります。
中には便をしたあとに、お尻を拭いてない利用者様もいますよね。
バケツには尿と便だけの場合、そのままトイレに流してしまうと
詰まる原因になります。
トイレットペーパーと一緒に流すことで、詰まることを抑えられるので
必ず、トイレットペーパーと一緒に流しましょう。
臭いがキツイ場合は消臭剤を使う
バケツの処理中だけでも、薬や食事の関係で臭いがキツイ方もいます。
バケツには蓋が付いているので、運搬時だけでも蓋をすると息できます。
消臭剤を利用するのもありです。
ポータブルトイレにはたくさんの消臭剤が販売されています。
青色の色付きの消臭剤は、排せつ物の異常が分かりにくいのでオススメしません。
無色のものを選びましょう。
バケツの蓋でも、トイレの蓋でも、蓋をすればほとんど臭いません。
消臭剤は、何度もバケツに排泄する方が、臭いを不快に感じないように
部屋に臭いがつかないようにする対策です。
全バケツを処理する人に工事してほしい!トイレシャワー
施設では、トイレに排せつ物を流し、お風呂場に行きバケツに水を溜め
またトイレに行き流しを繰り返していました。
便がバケツに付いてしまうと5往復くらいしないと綺麗にならない場合も。
本当に時間の無駄です。
大きな施設には、洗うようのシャワーが取り付けられていますが
家庭にも簡単にトイレにシャワーをつけることができます。
ウォシュレット用の水栓があるので、新たに水栓を作る…なんてことは必要ありません。
大体6万~7万くらいで設置できます。
やろうと思ったら自分でも出来るかな…?と思うので
そしたら商品代だけで出来ます!➡TOTO ケアクリックは4万円代
(残念ながら、取付動画などはまだ取り上げられていなかったので
今度大工さんが取り付けている動画か、自分でやってみようと思います!)
ポータブルトイレのバケツの処理方法
私の施設では、排せつ物を流した後、トイレ用洗剤を拭きかけて
必要であればブラシで洗っていました。
しかし、そこに置いてあったトイレ用ブラシは硬く
バケツを傷つける可能性があったので、
バケツを洗う際は必ずスポンジタイプのブラシにしてください!
(じゃないと、傷口から黒カビの原因に…!!)
トイレ本体も月1くらいで洗わないと臭いの原因になります。
毎日処理しなければならないバケツの処理が楽になると
合計の介護の時間が、ぐっと減ります。楽になります。
ぜひ、少しでも楽になるように試してみてください!
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