皆さん、遠くのものは見えるのに、近くのものが見えにくくなったりしていませんか？
スマホや本を読むとき、少し離さないとピントが合わないのよね…もしかしてこれって…
老眼とは
老眼とは、目の調節機能が低下したことにより、近くのものが見えにくくなることをいいます。
目の中にある水晶体は加齢によって弾力を失い、硬くなります。硬くなることで、近くのものにピントを合わせることが難しくなります。そうすると、老眼の症状が出てくるようになるのです。
「老眼」の原因・症状・対処法 | ロート製薬: 商品情報サイト (rohto.com) より
近くのものを見るときは、目を酷使します。だから、歳を重ねると見るのに疲れる近くが、見えにくく、ピントが合いにくくなってしまうんですね！
老眼の症状とは
老眼になると、次のような症状が現れます。
・近くの細かい文字が見えにくくなる
・薄暗い場所で特に文字が見えにくくなる
・手元にピントが合いにくくなる
・遠くから近く、近くから遠くへの視野の移動時にピント合わせに時間がかかる
身に覚えのある症状が…
いつから症状が出始めるのか
老眼の症状は個人差がありますが、一般的に次のような傾向があります
・30歳代後半から症状が現れ始める人もいる
・40歳を過ぎたあたりから多くの人が症状を自覚し始める
・年齢とともに進行し、誰にでも起こる現象である
誰にでも起こることなので、まだ若い方でも老眼について知っておいてほしいです！
老眼の対策方法
老眼の対策としては、次のような方法があります。
・老眼鏡の使用
・遠近両用眼鏡の使用
・遠近両用コンタクトレンズの使用
老眼は自然な加齢現象であり、無理をして症状を我慢すると目の疲れや頭痛などの不快症状を引き起こす可能性があります。適切な矯正を行い、快適な見え方を維持することが重要です。
「まだ私は老眼じゃない！」といって老眼鏡をかけずに見続けてしまうと、余計老眼が進行してしまうので、視力は適切に矯正しましょう！
老眼鏡とは
老眼鏡は、近くの物が見えにくくなる老眼の症状を補助するために設計された眼鏡です。
かけることで、近くの文字や物体が見えやすくなります。
遠近両用眼鏡（コンタクト）とは
遠近両用眼鏡（コンタクト）とは、
かけることで、近くのものも、遠くのものも、両方見えやすくなります。
老眼鏡と遠近両用眼鏡（コンタクト）の違い
老眼鏡と遠近両用眼鏡は、使っているレンズの種類が違います。
老眼鏡→単焦点レンズ
遠近両用眼鏡→多焦点レンズ
単焦点レンズ
・一つの度数のみで構成されています。
・老眼鏡として使用する場合、近くを見るときのみ使用します。
多焦点レンズ
・複数の度数が一枚のレンズに組み込まれています。
・遠くと近くの両方を見ることができます。
・レンズの構造上、周辺部に多少の歪みが生じることがあります。
多焦点レンズは、目が悪い人にとっては、遠くも近くも一つで見ることができるので便利ですが、慣れるまでに時間がかかることがあります。一方、単焦点レンズは特定の用途に特化していますが、視界の歪みがなく、すぐに使いこなせるという特徴があります。
目が良い方は【老眼鏡（単焦点レンズ）】
目が悪い方は【遠近両用眼鏡（多焦点レンズ）】⇒慣れるのに時間がかかるので、早めに！！
目が悪く眼鏡をかけている方は、眼鏡と老眼鏡を使い分けるのではなく、近くが見えにくくなったら早めに遠近両用眼鏡（コンタクト）に変えましょう！慣れるのに時間がかかりますが、こちらの方が断然、楽です！！
度数の選び方
一番は、眼科に行って自分の度数を検査してもらい、それに合った老眼鏡を作ってもらうことですが、
まだ、そこまで見えないわけじゃない
とりあえず、１００円ショップの老眼鏡を買ってみようかな
そういう方も多くいらっしゃるでしょう。（私の母です）
まず、売り場で試し掛けを行います。
近くを見た時に文字が見える度数の中で、最も度数が弱いものを選びましょう。
度数が強すぎると頭痛や吐き気の原因になる可能性があるので注意が必要です
あくまでも…100均の老眼鏡は短時間の使用やお試し用です。視界がクラクラしたり、頭痛や不快感を感じる場合は、すぐに使用を中止しましょう
こちら、度数を選ぶときの参考にしてください。
離す距離が遠くなればなるほど、老眼は進行しています。
オシャレな老眼鏡
老眼鏡は眼鏡タイプ以外にも、持ち運べるストラップタイプやネックレスタイプ、ルーペタイプがあります。
家で使うものは、普通の眼鏡タイプで良いと思います。
しかし、なかなか外に眼鏡を持っていくのは、かさ張りますし、割れないか心配になります。
その場合は、持ち運びやすいタイプの老眼鏡を持っていくのがオススメです！
今は色々な種類のタイプが出ているので、選ぶのに迷うほどです！
アイメイク用の老眼鏡
アイメイク用の老眼鏡もあります。眼鏡かけながらアイメイクは難しいですよね。
アイメイク専用の老眼鏡は、片方にしかレンズが無く、左右に動く仕掛けになっています。
虫眼鏡を老眼鏡の代わりにしている方を時々見かけますが、虫眼鏡にはピント調整機能が無いので、虫眼鏡を動かしてピント調整する必要があります。虫眼鏡は拡大することが目的なので、矯正は老眼鏡を使用しましょう！
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