
母が耳が遠くて、電話もインターホンも出てくれなくて、困っているんだけど、どうしたらいいのかな…。
耳が遠いと、電話やインターホンが聞こえない場合もあります。
補聴器を付けていたら聞こえるけど、一人で住んでいる方は、日中付けていないことも。
そんな時に電話やインターホンが鳴ったら気付けない。
ただの迷惑電話や訪問販売などは無視すれば良いのですが、一番怖いのは、震災や火事の時に、外が騒がしくても気付けれないことです。
このブログを読むことで、電話やインターホンに気付ける方法を知ることができます!
目次
まずは受診
電話やインターホンが聞こえなくなったら、まずは耳鼻科に行っていただき、耳の聞こえにくさを検査してもらってください。
その際に、先生から補聴器を勧められましたら、補聴器を検討いたしましょう。

補聴器には慣れが必要です。最初は数時間から、慣れたら日中装着するようにしましょう。
しかし、補聴器は決して安価ではないため、そう簡単に買えない方がほとんどです。
では、買えない方はどうしたら良いのでしょうか?
インターホンの工夫
インターホンが聞こえない場合の、工夫の仕方をご紹介します。
音を大きくする
インターホンの音を大きくします。
①音量設定の確認・調整
多くのインターホンには音量調整機能がついています。まずはそれを確認しましょう。
- 室内にある親機の横や下にあるつまみを回すと音量が上がります。
- 本体側面や下部に「+」「-」などの音量ボタンがある場合、それを押すと調整できます。
- モニター付きの場合は、画面の設定メニューから「呼出音量」などの項目を選び、音量が変更できます。
2つめのスピーカーを設置する
インターホンの音は、室内の親機から流れます。
これがリビングにある場合、寝室にいたら聞こえにくいし、テレビが付いていたら聞こえにくいし、いる場所と設置場所によって、聞こえにくいというケースもあります。
その場合、電気工事が必要になりますが、【呼出音増設スピーカー】という、2個目のスピーカーを設置することもできます。

2つスピーカーがあっても、聞こえない場合もあるので、私はあまり提案することがないです。
新しくインターホンを設置する
私がよく提案するのは、新しくインターホンを設置する方法です。
元のインターホンを撤去して、同じ場所に設置する方もいらっしゃいますが、横にボタン(送信機)を新しく設置する方法だと簡単につけれるので、オススメです。

このボタン(送信機)の種類は、主に2種類をよくご提案します。
(押し間違えがない、押しやすい、分かりやすい、などの理由により)
※外に設置するので、防水は必須です!

どちらも電池で動かします。ボタン電池や乾電池です。
設置方法は
①両面テープ
②ネジ止め(穴を開ける)
③磁石
など、お家に合わせて自由に選ぶことができます。
大事なのは、押すボタン(送信機)ではなく、音が鳴る受信機です。
受信機の音を大きくしたり、音ではなく、光で気付れるようにします。

ピカフラッシュ
受信機の中では最も大きい音と、光でインターホンをお知らせします。
サイレンのように光ることで、日中の明るい中でも光に気付くことができます。

音量は5段階調整ができますが、最も大きい音量はびっくりするくらいの音量です(笑)
コンセント式呼び出しチャイム
受信機や送信機の電源が電池が多い中、これはコンセントに差し込んで使用するタイプです。
電池という消耗品がいらず、交換する手間は省けますが、こちらはコンセントに差し込んで使うので、場所が限定されます。
夜間はナイトライトとして使用することができます。
インターホンが鳴った時に光る色は、自分の好きに変えられます。

電池交換が厳しい方にオススメです。
呼び出しチャイム
こちらは、通常の音量と光のタイプです。
普段テレビの前で過ごし、その近くに置いておけば、音や光が小さくても気付くことができるといった方は、こちらで十分です。
受信LEDライト
こちらは音は出ずに、光だけでお知らせしてくれるタイプになります。
8色の色と、点滅などにより64パターンの中から好きな光を選ぶことができます。


音は聞こえないけど、光があったら気付れる方にオススメです。
電話の工夫
電話が鳴った時に気付くための工夫の方法ですが、電話に後付けして、音と光でお知らせしてくれる機器があります。

据え置きタイプと、壁掛けタイプがあります。
注意事項
- 本製品は6極6芯及び6極4芯の電話機には使用できません。
- ひかり電話、IP電話では使用できない可能性がありますので、動作保証しておりません。
- ローゼット式電話機には使用できません。
- 本製品は電話機本体の着信音を無音にする機能はございません。LEDランプのみで使用する場合は電話機本体の着信音量を調整してください。
- 長いケーブルを使用した場合正常に動作しない場合がございます。
- すべての回線、電話機で動作を保証するものではありません。
固定電話は、設置場所が限定されてしまうので、据え置きの方が光る範囲が広いため、気付きやすく、オススメです。
どちらにも使える振動センサー
インターホンや、電話の振動をキャッチして受信する受信機もあります。
これを使用すれば、電話もインターホンと同じ受信機が使用できます。

インターホンが鳴った時の振動や、電話が鳴った時の振動を検知し、受信機に送信してくれます。
このように、耳が聞こえにくい方には、目で気付いてもらうようにすることが多いです。
自分が気付きやすいような、受信機と送信機を選んでくださいね!!
普段過ごされているところから、視界に入る範囲に受信機(音が鳴り、光るもの)を置いておくようにしてください。

万が一の時に、逃げ遅れたりしないように、インターホンや電話は気付れるように対策をしておきましょう!
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