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「家の中なら安全」そう思っている方は、とても多いです。
実際、外出時には
・段差に気をつける
・靴をしっかり履く
・足元を意識する
という方でも、
家の中では無意識に気が緩みがちです。
しかし、介護の現場や医療・リハビリの分野では、
転倒事故の多くは「屋外」ではなく「室内」で起きていることが知られています。
その理由は、特別なことではありません。
室内は「慣れ」が事故を招きやすい場所
毎日使っている家の中は、
「分かっている場所」「安心できる場所」です。
そのため、
- 足元を見ずに歩く
- 少しの段差や敷居を気にしない
- スリッパを引きずるように歩く
といった行動が自然と増えていきます。
これが、転倒のリスクを高める大きな要因です。
身体の変化は、ゆっくり進むため気づきにくい
年齢や体調の変化は、
ある日突然ではなく、少しずつ起こります。
- 足が上がりにくくなってきた
- バランスを取るのに時間がかかる
- 立ち上がりや方向転換が不安定になる
こうした変化に気づかないまま、
以前と同じ履き物・同じ歩き方を続けてしまうことも少なくありません。
室内履きは「とりあえず選び」になりやすい
外の靴は慎重に選ぶのに、
室内のスリッパや履き物は、
- 家にあったもの
- 安かったもの
- なんとなく履きやすそうなもの
で済ませてしまうケースが多いです。
ですが、
室内で履いている時間の方が、実は圧倒的に長いのが現実です。
その「とりあえず」が、
転倒リスクにつながっていることもあります。
転倒は「不注意」ではなく「環境の問題」
転んでしまうと、
「自分が不注意だった」
「気をつければよかった」
と思いがちです。
けれど、現場で多くの方を見てきて感じるのは、
転倒の多くは環境や道具が合っていなかっただけというケースです。
履き物を含め、
少し環境を整えるだけで防げた転倒も、実はたくさんあります。


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