
尿瓶の使い方がいまいち分からなくて…。どうやったらこぼさずに上手く使えるか?
このブログでは、男性用の尿瓶の使い方を写真で分かりやすくお伝えしています!
尿瓶を使ったことが無い方、買ったけど使い方が分からない方、こぼしてしまう方は参考にしていただけたらと思います。
尿瓶の選び方はこちら
オススメの尿瓶と構造について
最初に、私がお気に入りの尿瓶のご紹介と、その構造についてご説明します。
私がオススメなのは逆流防止弁付き。なんてったって安心感が違います。多少傾けても大丈夫なので、気を使わなくていいのが楽。
その中でもアロン化成のユリフィットは、受け口がシリコンで広いので、柔らかくて当てやすく、持ち手もシリコンなので滑りにくく、よくオススメしています。


これは容量が1000mlなので、気持ち大きいです。尿瓶の尿器受けには入らないので、持ち手をS字フックなどで引っ掛けます。

尿瓶ホルダーに入るサイズの尿瓶もあります(容量800mlのものや、細いタイプ)
尿瓶ホルダーを使った方が、安定感はあります。
尿瓶を使う体勢
立って尿瓶を使う場合
一番簡単なのは、立って尿瓶を使う場合です。
トイレまで移動するのは出来ないけど、その場で立ってすることが出来ると楽です‼

尿瓶を使うときは出来たら手すりやベッド、家具など、何かに掴まって行うようにしましょう。
片手で何かに掴まり、尿瓶は置いておきます。
片手、もしくは両手でズボンと下着を膝上まで下ろし、尿瓶を陰部に当てます。
排尿後は尿瓶をそっと置き、下着とズボンを上げます。

女性の方で、トイレまで行けるが便器への立ち座りが大変な方で、尿瓶を使って排泄をし、そのままトイレの中に流している方もいらっしゃいます。立ち座りするより、立っている方が楽だそうです。
衣服の工夫
衣服は前開きタイプがやりやすい。ファスナーで前が開いている下着の組み合わせが楽ですね。
脱ぎ履きしやすいからと、ゴムのゆったりとしたズボンになる方が多いのですが、ズボンは前がファスナーになっているタイプに、ゴムを縫い付けると、より脱ぎ履きが楽になるんです!✊
(裁縫出来る方は、ぜひやってみてください!)
また別のブログで詳しくご紹介したいと思います。

ゆるゆるのゴムのズボンだと、下ろした時に床まで落ちちゃって、上げるのが大変なんですよね。
座って尿瓶を使う場合
立って尿瓶を使うのが不安定な方は、座って使いましょう。
座って尿瓶を使われる方が一番多いです。

【ズボンと下着の下ろし方】
・立ち上がれる方…立ち上がってズボンと下着を下ろし、座ります。
・お尻を浮かせられる方…前かがみになってお尻を浮かし、ズボンと下着を下ろせるところまで下ろします。身体を今度は左右に傾けて、片方ずつ下ろします。
・寝た状態でお尻を浮かせられる方…寝たままお尻を浮かせてズボンと下着を下ろしてから、ベッドの端に座ります。
寝た状態で尿瓶を使う場合
少しコツが必要ですが(慣れれば問題ありません!)、座るのも時間がかかる方は寝た状態で尿瓶を使います。

電動ベッドがあれば、背もたれを上げると手元が見やすく、腹圧もかかるので出しやすくなります。
念のため、下には使い捨ての吸収(防水)シーツを敷いておくと良いでしょう。
ダイヤ工業のズレ止め吸水シーツは、敷くだけで裏側がズレ止めになっているのでズレにくく、値段も安くてコスパいいので、かなり重宝しています。
(ベッドに敷く時は、ワイドサイズがオススメ)
このように、尿瓶は基本的に持ち手を持って使うため、握力が無い方は持ち手がシリコンなど滑りにくく、持ちやすい形になっている尿瓶を選びましょう!
処理の仕方
尿瓶の中に排尿したら、中身を処理しなければなりません。


私は、尿をトイレに流したあと、トイレ用洗剤を中に拭きかけて、タンクの上から水を入れて、中をゆすいで洗って、流して終わりです。
1日に1回、シリコン部分を外して、ブラシでしっかりと洗います。

薬の関係で、尿の臭いが強い方や、不純物がよく混ざる人は、何回か泡を拭きかけてゆすいで流すを繰り返した方が汚れが落ちます!
尿瓶を1日に何回も使う方、毎回トイレに捨てに行くのが大変な方は、ホースタイプを選びましょう!
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