
尿瓶の使い方がいまいち分からなくて…。どうやったらこぼさずに上手く使えるか?
尿瓶の使い方や正しい洗い方が分からなくて、
どうしていいか悩んでいませんか?
(※使い方・洗い方・衛生面・失敗しやすいポイントを解説)
初めて尿瓶を使う方の中には、
・使い方が不安
・衛生面が気になる
・洗うのが面倒
と感じる人が多くいます。
この記事では、福祉用具の現場で
実際に役立っている
【尿瓶の使い方・洗い方】を
やさしく詳しく解説します。
目次
尿瓶はどんなときに使われるの?
尿瓶は、次のような場面で使われることが多い介護用品です。
- 夜中にトイレまで間に合わない
- 足腰が弱く、立ち上がりや移動がつらい
- 病気やケガでトイレ移動が難しい
- ベッドや布団からの移動回数を減らしたい
「まだトイレには行けるけれど、不安がある」
そんな段階で使い始める方も多くいます。
尿瓶は、できないことを補う道具というより、
今の生活を安全に続けるための選択肢の一つです。
オススメの尿瓶と構造について
私がお気に入りの尿瓶は
アロン化成のユリフィットです。
ユリフィットは逆流防止弁付きで、
ベッド上でもこぼれにくい構造です。
夜間・寝たまま使う人に特におすすめです。
多少傾けても大丈夫なので、安心感が違います。
受け口や持ち手がシリコンなので
ズレにくく、当てやすい。


▶置き場所に困った方は
尿瓶ホルダーを使うのもオススメ。
受け口が上を向いた状態で
色々な場所に引っ掛けられます。
寝たまま・座ったまま使うときのポイント
尿瓶を使うときは、
「無理のない姿勢」と「安定した体勢」が大切です。
- 体を少し横向きにする
- 上半身を軽く起こす
- 手元が見える位置に尿瓶を準備する
- 座れるならベッドの端に座る
無理に起き上がろうとすると、
転倒や尿漏れの原因になることがあります。
失敗しやすいポイント
- 尿瓶の位置がずれている
- 体勢が不安定なまま使っている
- 急いで使おうとしている
「間に合わない」という焦りがあると、
うまく使えないことも多いです。
事前に置き場所を決めておくことが、
失敗を減らすコツです。
下には使い捨ての吸収(防水)シーツを
敷いておくと安心します。
▶ダイヤ工業のズレ止め吸水シーツ
裏側がズレ止めになっているのでズレにくく、
値段も安くてコスパも良いです。
尿瓶の正しい洗い方|衛生面のポイント
基本の洗い方
使用後は、できるだけ早めに洗いましょう。
- 中身をトイレに流す
- 水またはぬるま湯で軽くすすぐ
- 中性洗剤で内側を洗う
- よくすすいで乾燥させる
ニオイが気になる場合は、
洗浄後にしっかり乾かすことが重要です。


尿瓶は毎日使うものだからこそ、
しっかり洗えてニオイが残らないことが大切です。
・尿瓶専用ブラシ
・つけおき洗いができる洗浄剤
こうした清掃用品を使うことで、
無理なく清潔な状態を保ちやすくなります。
尿瓶を使うことに抵抗がある方へ
尿瓶を使うことに、
「恥ずかしい」「まだ早い気がする」
そう感じる方も多くいます。
ですが、実際の現場では
無理にトイレへ行こうとして転倒する方の方が、
ずっと大きなリスクになります。
尿瓶は
「できなくなった証拠」ではなく、
「安全に生活するための工夫」です。
使わなくて済む日があっても構いません。
必要なときに使える選択肢として、
知っておくことが大切です。
尿瓶を選ぶときに知っておきたいこと
尿瓶には、形・容量・使いやすさなど、
実はさまざまな種類があります。
- 寝たまま使いやすい形
- 手が不自由でも持ちやすい形
- 洗いやすさを重視した形
「どれも同じに見える」かもしれませんが、
体の状態や使う場面によって、
合う・合わないは大きく変わります。
尿瓶だけで解決しないときもあります
尿瓶は便利な道具ですが、
すべての悩みを解決できるわけではありません。
- 起き上がりがつらい
- 手の力が弱い
- 夜間の動線が危ない
そんな場合は、
ベッド周りの環境や他の介護用品を
一緒に見直す必要があります。
「尿瓶を使っても不安が残る」
そう感じたときは、
環境全体を見直すサインかもしれません。
どれを選べばいいか迷ったら
尿瓶選びや使い方は、
「これが正解」というものがありません。
体の状態、生活環境、介助の有無によって、
適した選択は変わります。
福祉用具の現場では、
合わない道具を使い続けて
かえって大変になってしまうケースも見てきました。
一人で悩まず、
「今の状況に合っているか」を
誰かと一緒に考えることも大切です。
まとめ
尿瓶は、
正しい使い方と手入れを知っていれば、
生活を助けてくれる心強い道具です。
- 無理をしない
- 清潔を保つ
- 合ったものを選ぶ
この3つを意識するだけで、
不安は大きく減らせます。
「買う前に知れてよかった」
そう思ってもらえる記事になれば幸いです。



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