間違えない!損しない!漏れない高くない大変じゃないおむつの選び方

トイレ関連
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入院中におむつ生活になってしまって、退院後にもおむつが必要なんだけど、何を買っておけばいいのか分からなくて困っているの…。

おむつにも色々な種類があり、近年薬局やホームセンターでもたくさんの種類が売られています。

多くの種類の中から選べることは嬉しいのですが、迷いますよね!

このブログを読めば、どのおむつを選べばいいのか分かります。

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種類について

おむつには大きく分けて5種類あります!

①軽失禁パッド
②パンツ型紙おむつ
③パンツ用パッド
④テープ型紙おむつ
⑤テープ用パッド

詳しく説明していきます。

軽失禁パッドについて

軽失禁パッドとは、ご自身の下着につけて使用するパッドです。

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おむつを履くほどではないが、少し 又は たまに一気に漏れてしまう方
おむつを履くのは抵抗感がある方にオススメです。

吸収量は2ccc~300cc(高齢者の1回の尿量が150ccとしてるので、約2回分)と幅広くあります。

自身の下着に付けるので、周りにばれにくい良いところがありますが、お値段は結構します。

普通のパンツ型紙おむつ(リハビリパンツ)に付けるパッドに比べると、少し高いです。

けれど、個包装なので持ち運びもしやすく、ナプキンと似たような感じなので、抵抗感も少ないと思います。

経血用のナプキンと、失禁用の吸水パッドは、見た目は似ていても中身の構造は全く違うので、代替えできません!

パンツ型紙おむつ

リハパン、リハビリパンツと呼ばれることが多い、パンツ型紙おむつです。

リハパン、リハビリパンツはユニ・チャーム(ライフリー)の商品名で、他のメーカーは当てはまらないので、これは正しい呼び方ではありません。でも、ユニ・チャームの戦略で、定着していますね

一般的なブリーフタイプと、たまにあるボクサータイプがあります。

パンツ型紙おむつは、上げ下げしやすいのが特徴なので、トイレにいく方が対象です。

パンツ用パッド

パンツ型紙おむつと併用して使う、専用のパッドです。

主に二つ折りで、両側にズレ止めテープがついていることが多いです。

絶対にこの組み合わせじゃないとダメ!っていう訳ではありませんが、そのように作られているので、漏れにくかったり、当てやすかったりします。

2つ折りになっているのは、閉じたままパンツに当てて、前後ろを広げるだけで装着できるためです。

ズレ止めテープも、パンツ型の方は、動きが多いので、中でパッドが動かないようになっています。

テープ型紙おむつ

テープ型紙おむつは、ベッドで寝た状態で交換するときに、交換しやすいおむつです。

パンツ型のように、ズボンまで全部下ろす必要がありません。

ただ、立った状態でテープを当てるのは困難なので、必ず寝た状態で交換する必要があります。

パンツ型は、寝た状態で排尿すると、漏れる可能性があります。

隙間がたくさんあるからです。

けれど、テープ型は隙間なく当てれば、寝た状態でもおむつからの漏れを阻止することができます。

昼間はパンツ型紙おむつ、夜はテープ型紙おむつにする方も多くいますが、私もこれには賛成です。昼間はトイレに行くからパンツ型にして、夜は漏れないようにテープ型にする。

テープ用パッド

テープ型紙おむつと組み合わせて使うパッドです。

種類は、5種類の中で一番多く販売されています。

吸収量も1回分の150cc~最大で2000cc(約13回分)まであります。

形も様々であり、吸収量が多いと、面積も広くなりますが、当てにくくなります。

サイズの選び方

テープ型やパンツ型には、サイズがあります。

SやM、M~Lと、メーカによってバラバラです。

このサイズを間違ると、小さすぎても大きすぎても漏れる原因になります。

下着がMサイズだったからと言って、おむつもMサイズとは限らないので、必ずメジャーで測るようにしてください

パンツ型はウエストサイズを、テープ型はヒップサイズを測ります。

何cmか分かったら、パッケージのサイズを確認します。

ここで確認するのはMサイズではなく、その下に書いてある〇cm~〇cmの中に自分の計測したサイズがあるかどうかです!

もし、MとLサイズ両方共に自分のサイズがあれば、まずはMサイズを買ってください。

それでキツくて辛かったらLサイズに変えましょう。

大きいよりも小さい方が漏れにくいので、そちらをオススメします。

パッドの数、交換頻度

外側のおむつをパンツ型かテープ型か選んだら、中のパッドを選びますが、基本はパッドは一枚で使用します。

昔に比べて、パッドは高機能になりました。何枚も重ねないと漏れていた時代とは違います。

パッド1枚で漏れてしまうという方は、専門的なアドバイス・選定が必要なので、専門スタッフに相談してください。

基本は、パッドが汚れたらパッドだけ交換して、テープ型やパンツ型は1日使い続けます。

テープやパンツは下着と同じ概念なので、1日に1枚は交換したいです。

汚れてないからと言って、同じパンツやテープを履きづづけると、汚れが目に見えなくてもばい菌は繁殖しています。

尿路感染になるリスクが高くなるので、1日1枚の交換を推奨します。

理想は汚れたら交換する

パッドの理想の交換頻度は、パッドが汚れたらすぐ交換する、です。

しかし、施設や家でも、なかなか汚れた直後に変えることは難しいので、大半が時間で交換します。

最近では、介護者の負担や、本人の睡眠も考慮し、日中は3~5回、夜間は1回も変えません。

それでも漏れないようなおむつを選定します。

①朝起きてすぐに交換する。昼用のおむつに変える。
②お昼ごろにパッド交換
③夜ご飯のころにパッド交換
④寝る前に夜用のおむつに交換

これを基準として、あとは使うおむつや尿量、本人の訴えなどにより回数を増やしたり減らしたりします。

頻繁に変えるのが良いという訳ではありません。

2時間ごとに変えて、安い通気性の無いパッドを使うのか、4~6時間ごとに変えて、それ相応の吸収量がある、通気性があり、吸収スピードが速いパッドを使うのかでは、どちらが良いのかは決めきれません。

金銭、可能な交換頻度、本人様の意思など、色々な要素を考慮して考えましょう。

吸収量の選び方

パッドには、〇回分と書いてあり、これを何回分にすればいいのか迷います。

交換頻度を決めてから吸収回数を選ぶと選びやすいです。

吸収量の測り方は、排尿の量で決めます。

交換したタイミングでどれほどの量が出ているのか、何回か計測し、その中で一番多い量をまかなえるパッドを選びます。

パッドは昼用と夜用で2種類用意するのがベストです!

あとは、メーカーによってパッドにも特徴があるので、自分にあった特徴のあるメーカーを選びましょう。

正しく選ばないと、漏れたり、コストが無駄にかかったり、介護負担が大きくなります。損しないように!

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