介護でポータブルトイレを検討するときに、
よく聞かれるのが
「ラップ式って実際どうなの?」
という質問です。
ラップ式ポータブルトイレは、
・排泄物を自動で密封
・ニオイが少ない
・処理が簡単
という特徴があり、
介護負担を大きく減らせるトイレです。
ただし、
・消耗品のコスト
・向いている家庭
などもあるため、
購入前に知っておいた方がいいポイントがあります。
この記事では
✔ ラップ式トイレの仕組み
✔ メリット・デメリット
✔ コスト
✔ 向いている人
を、福祉用具の現場目線で解説します。
目次
ラップ式ポータブルトイレとは?
ラップ式ポータブルトイレは
排泄物を フィルムで密封するタイプのトイレです。
通常のポータブルトイレは
・バケツに排泄
・トイレに流す
・バケツを洗う
必要があります。
一方ラップ式は
排泄後にボタンを押すと
排泄物をフィルムで密封してくれます。
そのため
・ニオイが出にくい
・処理が簡単
・衛生的
という特徴があります。

ラップ式ポータブルトイレのメリット
①ニオイがほとんど出ない
排泄物をフィルムで密封するため
臭いが外に出にくいです。
普通のポータブルトイレは
バケツに排泄物が溜まるため
・臭い
・ハエ
などが問題になることがあります。
ラップ式は
密封して個別に処理するため臭いが広がりにくいです。
②介護者の負担が少ない
通常のポータブルトイレは
・バケツを運ぶ
・トイレに流す
・洗う
必要があります。
ラップ式は
・密封された袋を捨てるだけ
なので
処理の負担がかなり軽くなります。
人に自分の排せつ物を見られたくないのは
誰しもが思うことです。
ラップ式だと自分で処理することが
出来る方も多くいらっしゃいます。
現在はラップ式ポータブルトイレにも
いくつかの種類があります。
それぞれ
サイズや機能、価格が違うため
詳しくはこちらの記事でまとめています。
ラップ式ポータブルトイレのデメリット
①消耗品のコストがかかる
ラップ式は
・フィルムカセット
・凝固剤
などの消耗品が必要です。
使用頻度によりますが
| 使用回数 | 月コスト |
|---|---|
| 1日1回 | 約1500円 |
| 1日3回 | 約4000円 |
| 1日5回 | 約7000円 |
程度になります。
ただし実際の現場では
・夜だけ使う
・便だけ使う
などのケースも多く
月2000〜3000円程度で使っている家庭も多いです。
消耗品は必ず準備しておく
ラップ式ポータブルトイレは
消耗品がないと使えません。
必要になるのは
・フィルムカセット
・凝固剤
です。
特にフィルムカセットは
無くなると使えなくなるため
予備を用意しておくと安心です。
通常のポータブルトイレとの違い
| 項目 | ラップ式 | 通常タイプ |
|---|---|---|
| 処理 | 自動密封 | バケツ |
| ニオイ | 少ない | 残りやすい |
| 手入れ | 簡単 | 洗浄必要 |
| コスト | 高い | 安い |
まとめると
・介護負担を軽くしたい → ラップ式
・コスト重視→ 通常型
です。
介護保険で購入できることもある
ラップ式ポータブルトイレは
介護保険の 特定福祉用具購入の対象になることがあります。
条件は
・要介護認定(要支援①~要介護⑤)
・ケアマネ判断
などです。
対象になる場合
自己負担1〜3割で購入可能です。
ただし
・機種による
・地域による
ため、
ケアマネジャーや福祉用具事業所に相談してみてください。
ラップ式ポータブルトイレが向いている人
ラップ式ポータブルトイレは
特に次の人に向いています。
・介護者の負担を減らしたい
・臭いを抑えたい
・夜間介護が大変
・人に排せつ物を見られたくない
こういうケースでは
かなり助かる福祉用具です。
まとめ
ラップ式ポータブルトイレは
✔ ニオイが少ない
✔ 処理が簡単
✔ 夜間介護が楽
というメリットがあります。
一方で
✔ 消耗品コスト
もあるため、
使用頻度を考えて選ぶことが大切です。
介護の負担を減らす道具としては
かなり優秀な福祉用具です。



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